医療費控除
医療費控除について
1月1日から12月31日の間に払った医療費については収入から課税対象として除く控除が受けられます。
以下が医療費控除を受けるための条件です。
- 年収(Annual Gross Income)の7.5%以上払った医療費。
例えば年収が5万ドルの場合で医療費の支払いが$6,000だった場合、$6,000から対象外の$50,000X0.075=$4,500を引いた$1,500のみが控除の対象となります。さらに定額控除より多くないと意味がないので通常は住宅ローンの利子の支払いなどとセットにして効力を発揮します。 - 本人もしくは扶養家族の医療費であること。
- バリアフリーなど理由で自宅をリフォームしたコストは控除対象となります。
- 保険
医療目的のために払った保険料は医療費控除の対象となります。ただし以下の保険は除きます。
- 会社が払う健康保険
- メディケア
- 生命保険
- 所得、入院時給付金、車両、手足目などからだのパーツに関する保険料
- メディカルセービングアカウント(Archer MSA)
宿泊およびトランスポーテーション
医療目的の宿泊、および移動は医療費控除の対象となります。
宿泊の条件は一人1泊$50です。車を使う場合はガソリン代の実費もしくは22セント/マイルで計算します。
その他の控除対象となる医療費
- 合法的な堕胎
- カイロ、はり
- アルコール、ドラッグ更生プログラム
- 救急車
- 義手、義足
- 車椅子
- 歯の治療
- 盲導犬
- 不妊治療
- レーシック
- 入れ歯、めがね、コンタクトレンズ
- 医師の処方による禁煙プログラム
- 精神治療
- カツラ
- X線
医療費控除の対象とならないもの
- ベビーシッター
- 外国の処方箋による薬
- ビタミン剤
- 美容整形、増毛、歯のホワイトニング
- 葬儀代
- アスレチックジム
- 妊婦服
- 家族の介護
- 法律に反した治療、薬