個人事業主のタックスリターン

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ネットインカムが$400以上の個人事業主はスケジュールCのフォームを使い、個人のタックスリターンと同時にフォーム1040にてタックスリターンを行います。個人事業主に課せられる税金は所得税とセルフエンプロイメントタックス(SE TAX、給与所得者のソーシャルセキュリティー、メディケアタックスに相当)の2つです。

セルフエンプロイメントタックス(SE TAX)

給与所得者のソーシャルセキュリティー、メディケアタックスと同率の15.30%が税率です。自営業者の場合は支払ったセルフエンプロイメントタックスの半額を所得から控除することができます。

ビジネス経費

ご自身がビジネスを行ううえで支払った広告費、広告費、ガソリン代、食費などはビジネス経費として売り上げから控除することができます。以下が主なビジネス経費の具体的な扱い方です。

  1. 自宅のビジネス占有分
    自宅でビジネスを行う場合、家賃やローンの一部をビジネス占有率に応じて控除することができます。ただしこの場合はその部屋をビジネス目的以外(例えばリビングとしても使う)で使用している場合は経費としては認められません。
  2. 保険
    本人の健康保険、各種ビジネス目的の保険は控除することができます
  3. タックス
    ビジネスに対するステート、ローカルタックス、エンプロイメントタックス、ビジネス使用分のパーソナルプロパティータックス等控除することができます。
  4. 利子
    ビジネス目的の借金の利子は控除することができます。
  5. 商用車
    ビジネス目的の車の使用は2種類の控除方法がありどちらか有利な方を選びます。
    • スタンダードマイレージレート
      ビジネス使用のマイル数 x 2022年スタンダードマイレージレート(58.5セント)が控除額です。
    • アクチュアルエクスペンス。
      実際にかかった経費を控除します。パーキング、トール、レジストレーション、保険、ローンの利子、減価償却、リース、ガソリン代、修理費、タックスなどが控除対象です。